小さなりんご

毎日新作の制作に没頭していたら、気づいたらもう12月です。

クリスマスの雰囲気がとっても好きなのですが、オーダーいただいたブローチの制作や企画展の準備やらで、クリスマスツリーを飾るのが後回しになっています。


そんな中で制作したりんごのブローチ。

すでにオーダーを数人の方からいただいており、とても感激しています。

ありがとうございます。


お客さまからいただく作品のご感想で多いのが

「季節感が魅力」

とのお声です。


その声にお応えしてクリスマスの雰囲気満点の作品をお作りしたいと考えたものの、クリスマスはとても期間が短いです。

それでクリスマスが終わってもつけていただきやすいデザインをと考えて、今回はお色味だけクリスマスカラーを取り入れることにしました。


リースのブローチは葉脈を手作業で付けているので、実はそれぞれ葉脈の数に違いがあります。

型取りという方法で制作しているのですが、葉脈やリンゴのぷっくり感など立体的な箇所や細かい線は型取りでは再現できないので、粘土を足したり削ったりして手作業で形を作っています。


そのため、あまり数をお作りできずお客様に完成をお待ちいただいている状態なので、時間を作って数をご用意できる方法を考えれたらと思っています。


小さなリンゴのブローチは特に形にこだわっていて、立体的な形にしてりんごの魅力を出しつつも可愛くなりすぎないように丸くしすぎないようにしました。


丸いほうが可愛らしくはなるのですがそれと同時に幼い印象にもなってしまうので、そうならないようにほんの少しだけ縦長にして下部をシェイプさせています。


お色も何度もお色を重ねることで、出来るだけ本物のりんごに近いお色にすることで落ち着いた雰囲気にしたほか、小振りにすることでどの世代の方にも取り入れやすいように工夫しています。


お店ではリースのほうが人気ですが、個人的にはこちらのほうがお洋服に合わせやすいので気に入っています♪


この作品を制作後に知ったのですが、クリスマスツリーと言えばもみの木のイメージが強いですが、もともとはりんごの木だそうです。

聖書でアダムとイブが食べた「知恵の木(リンゴの木)」とされていて、林檎は落葉樹で冬には葉が落ちてしまうため、もみの木で代用されるようになり今の形になったそうです。


クリスマスの色だけ取り入れたつもりが実はリンゴの木がクリスマスツリーの原型だったという不思議な偶然(色味的に必然?)です。


と新作を作ったのもつかの間、企画展に向けて新たな新作を制作中です。

そのほか、定番作品のリニューアルも検討中です。

年末までバタバタしますが、手に取っていただける方に喜んでいただける作品を作っていけたらなと思います。